OCRCNについて

このNPOは、大阪府医師会の援助を得て設立されたものですが、大阪府下の5大学(大阪大学、大阪市立大学、大阪医科大学、関西医科大学、近畿大学)や大阪府内科医会などの医会、大阪府病院協会などの病院団体、大阪府など、創薬・治験に関係する幅広い方々から支援されています。
「大阪共同治験ネットワーク」を核として大阪地区での医療機関のネットワーク化が進めば、治験が大きく進むことが期待されます。

ご挨拶

平成9年にGCP省令が交付され、我が国における治験は大きく変わりました。ヘルシンキ宣言が求める治験の科学性・倫理性・信頼性を確保するためにより厳密なプロセスが求められ、CRCなどの協力を必要とするようになり、その養成などが始りました。しかし、当時のわが国の治験は、「質が悪い」「スピードが遅い」「費用が高い」と評価は低いものでした。

その後、平成15年に「全国治験活性化3カ年計画」が実施され、引き続き平成19年からは「新たな治験活性化5カ年計画」が実施されました。その結果、平成22年ごろには、わが国の治験のスピードは国際レベルで差はない程度まで改善し、質はよく、むしろオーバークオリティーになっている懸念が指摘されるほどになりました。しかし、費用が高い点は変化がなく、これはわが国における治験体制の構造的問題、すなわち治験実施施設における症例集積性が低く、1つの治験に数多くの施設参加を求めざるを得ない点に原因があると考えられました。

この状況を改善するため、実施医療機関のネットワークにより症例集積性を高めることが期待され、平成24年からの「臨床研究・治験活性化5か年計画2012」においても治験ネットワークの形成や共同治験審査委員会における審査の効率化が大きな課題としてあげられています。

NPO「大阪共同治験ネットワーク」は、大阪府下の5大学(大阪大学、大阪市立大学、大阪医科大学、関西医科大学、近畿大学)、治験に熱心に取り組んでいる医療機関、大阪府医師会、大阪府など創薬・治験に関係する幅広い方々が参加して平成23年9月に設立され、「大阪共同治験ネットワーク」を核として大阪地区での治験のネットワーク化を進めています。

  このNPOの活動が、単に大阪地区の治験の振興だけでなく臨床研究の活性化にも貢献し、創薬イノベーションを進め、良い薬が必要としている患者さんの元に早く届くようにしていきたいと思います。


    特定非営利活動法人
  大阪共同治験ネットワーク
  会長       楠岡 英雄

問い合わせ先

特定非営利活動法人 大阪共同治験ネットワーク
事務局長 信谷 宗平
〒541-0048 大阪市中央区瓦町4丁目8番5号 NKビル2階
TEL:06-4707-7007 (受付時間:平日9:00~17:30)